風呂と白湯、あとビール

今日はとりあえず寝よう。朝になったら白湯を飲んで、風呂に入ろう。

1月のこと(3)

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1月11日

檀那寺で通夜。

何故か晩ごにはカレーを作っておくのが良いと、葬儀屋と二人三脚の役目を果たす花屋にアドバイスされたので、料理人の弟に作らせる。

祖母の葬儀の時も彼は台所に立って、やることがあって良かったと私は思った。

喪主である母の頭のこんがらがりを整理するのが私の役目。
姉は知的障害があるので、母は彼女のこともいつも気にかけている。

40歳を迎えた姉は、今も高校生ほどの精神年齢だ。
私もか笑。

実は、香典が100人行くか行かないかで母と賭けをした。
そしたら通夜の弔問客が100人近かったらしく、私は負けた。

父の交友の広さの、良さも悪さも体験尽くした母の勝ちだった。

葬式は派手にして欲しいらしいと、母がいつもこぼしていたことを思うと、かけたお金はともあれ、たくさんのひとが集まってくれて、父らしい通夜だったのではないかと思った。

そう思うと、もちろん泣けた。

父の最後のお祭りは、成功したと言えよう。

年末年始は全然降らなかった雪が、今日も降り続いていた。

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