両親、兄弟、そして私も歳を取り、死について考えた。
私はまだ30代だが、もう人生で大変なところもいいところも味わったので、もう30年以上生きるのはちょっとキツいなと思っている。
実はこの感覚、はたちくらいの時に感じていたことでもあった。
その時はいいことは、まだ味わってなかったけど。
数年前、高校時代が再来したような、ものすごく辛い時期を過ごした。
山田ズーニーさんの「17歳は二回来る」という本のタイトルを思い出し、前回があって良かったと、心身共にボロボロになって、その時期は過ぎた。
そしてその後、大学時代が再来したかのような時期も経て、今のこの感覚。
本当に死んでも、もう悔いはない。
アベノミクスの被害で、貧乏人は死にゆく運命にあると母とよく話している。
死にたいわけではないが、自然と死んでもおかしくない状況ではある。
もっと平和で幸せな社会を見ずに死ぬのは、いささか無念だ。
だから、生きているうちに出来ることをしようと思っている。
良い一年にするつもりだ。