2日後じゃなかった、次の日だった。
初七日法要。
なので、朝起きたらまず雪かき。
人力なので、とりあえず車庫から公道に車が出られるくらいを母とかく。
そして寺。帰って来たらまたすぐ雪かき。
午後からは葬儀の清算。
葬儀屋にお任せの葬儀ではないので、香典返しにつけるハガキは文房具屋さん、仕出しはスーパー、花は花屋、祭壇や納棺は葬儀屋など、入れ替わり立ち代りひとが来る。
写真屋が、清算のついでに父の遺影を高い位置に飾ってくれた。
そういうことひとつひとつで、父という男手が居なくなったことを実感する。
しかし、夜は、地元のお祭りの一部として花火が上がるとのことで、わが町の中心部を一望できる小高い丘に建つ我が家から、母と姉と3人で花火を見た。
このお祭りの準備で忙しかったひとと言えば、何を隠そう、父の法要でお経をあげてくれた住職である。
実行委員とか何とか。
生きてるって、そういうことだよなあ、などと思う。
1月15日
父が最後にいた介護施設に父の荷物を取りに行く。
棺桶に入れたかったのにないと思ってた帽子(キャップ)は、その中にあった。
初七日が過ぎた、ということで、喪の度合いが収まる的な雰囲気を母が言っていた。
なので、遠出して函館という都会に出たので外食!!
みんなで昔ながらの洋食屋で定食を食べる。
本当は温泉にも寄ろうと言っていたのだが、姉が風邪っぽかったので、帰って来てすぐ母が病院に連れていった。
こういう時は体調を崩すものである。
しょうがない。
1月16日
中学の友人が香典持って訪ねてくれたので、お返しを持って訪ねる。
運転手に、別の中学の友達を連れて。
面白かった。
運転してくれた友達は、近年父親を亡くしていたので、何と言うか、心強かった。
明日は母の誕生日なので、ケーキを買って帰った。
廊下が自然の冷蔵庫なので、おいておいて、次の日食べた。